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日本・東洋の古美術に親しんで頂く「美術の遊びとこころ」シリーズの第8弾。本展では、人間が持つ五感を活用しながら、絵画や工芸品を鑑賞して頂きます。作品に表現された花の香りや動物の鳴き声、人物の気持ちを想像したり、水辺の景色に涼を感じたり。視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚などの感覚を研ぎ澄ませて、作品の声に耳を傾けてみてください。新しい発見や驚きが待っているはずです!

展覧会の趣旨

日本の古美術や、日本で受容された東洋の古美術に親しんでいただくことを目的に、夏休みに合わせて企画している「美術の遊びとこころ」シリーズの第8弾。本展では、人間が持つ五感を活用しながら、絵画や工芸品を鑑賞していただきます。

作品に表現された花の香りや動物の鳴き声を想像したり、描かれた人物の気持ちに思いを寄せたり、あるいは美しい水辺の景色に涼を感じたり。視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚などの感覚を研ぎ澄ませて、作品の声に耳を傾けてみてください。きっと新しい発見や驚きがあなたを待っているはずです!

展示構成と主な出品作品

気持ちを想像してみる

絵画に描かれた人物や動物がどこのだれで、どんなシチュエーションに置かれているのかをてがかりに、その人物や動物の感情を感じ取ってみましょう。また能面に彫り表された顔の表情から、それぞれの心情に思いをはせてみましょう。

音を聴いてみる

身近な動物や鳥、虫たちの鳴き声、活気にあふれる人々の喧騒、風や雨の音など、絵画や工芸品の中からきこえてくる様々な音色に耳を傾けてみましょう。

香りを嗅いでみる

特定のにおいをかぐことで、それに結びつく記憶や感情がよみがえる現象をプルースト効果と呼ぶように、五感のうち嗅覚は記憶と密接な関わりがあるとされます。作品に表された四季を彩る草花のかぐわしい香りや、潮風が運んでくる海の香りを感じてみましょう。

触った感触を想像してみる

3Dの立体物である工芸品の多くは、人の手で触れられることを前提に作られています。とくに茶道具では、手触りや重さが鑑賞のひとつのポイントにもなっています。
美術館では実際に作品に触れることはかないませんが、金属や焼きもの、木といった素材ごとの特性に加え、表面の状態を観察することで触った感触を想像してみてください。

味を想像してみる

美味しそうな柿やナス、いちじくは、実はかたい象牙で作られています。脚や胴体が動く伊勢海老は銀製です。どんな味がするのか想像してみてください。
また様々な飲食器は、美術館に収蔵される前は実際に使用されていたものです。あなたなら、どんなお料理を盛り付けますか。

温度を感じてみる

絵のなかに描かれたモチーフを手がかりに、場所や季節、時間を読み解いてみましょう。それがわかると暑い、寒い、湿り気がある、爽やかなどの気温まで感じられるようになるかもしれません。

会期
2024/7/2(火)〜9/1(日)
開館時間
10:00〜17:00(入館は16:30まで)
休館日
月曜日(但し7月15日、8月12日は開館)、7月16日(火)
主催
三井記念美術館
入館料
一般 1,200(1,000)円
大学・高校生 700(600)円
中学生以下 無料
  • ※70歳以上の方は1,000円(要証明)。
  • ※20名様以上の団体の方は( )内割引料金となります。
  • ※リピーター割引:会期中一般券、学生券の半券のご提示で、2回目以降は( )内割引料金となります。
  • ※障害者手帳をご呈示いただいた方、およびその介護者1名は無料です(ミライロIDも可)。
入館
予約なしでご入館いただけます。
展示室内の混雑を避けるため入場制限を行う場合があります。

ご来館のお客様へのお願い

お問い合わせ先
050-5541-8600(ハローダイヤル)
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