美術館概要About the Museum

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「嶺」 池田 勇八(1886-1963)作
池田 勇八は東京美術学校(現東京藝術大学)彫刻科卒業。早くから彫刻界にデビューし、動物彫塑家として知られる。 この像は西麻布の三井八郎右衞門邸の玄関脇に置かれていた。

三井記念美術館は、江戸時代には豪商、近代以降には財閥として知られる三井家が収集し、伝えてきた日本·東洋の優れた美術作品を中心とする文化財を収蔵管理し、一般に公開する施設です。平成17年(2005)10月に日本橋の再開発にあわせて、中野区に所在する三井文庫別館を移転して開館いたしました。日本橋エリアは三井家が延宝元年(1673)に江戸本町に「越後屋」を開店したことでも知られるように、三井家および三井グループにとって極めて縁の深いところです。当館の立地は東京駅から至近距離にあり、東京メトロ三越前駅と直結するなど、とてもアクセスのよい場所にあります。さらに東京の中心地に位置し、周辺には百貨店の他、美術館、映画館、レストランが集中し、みなさまの生活に根差した文化ゾーンとしても機能しており、江戸の伝統的な文化と最新の文化が共存した地域でもあります。

当館が入る三井本館は昭和4年(1929)に建てられた日本を代表する洋風建築として知られ、現在では国の重要文化財に指定されており、重厚な落ち着きと歴史が感じられる建物となっています。美術館の内部は令和4年(2022)にリニューアル工事を行い、最新の空調・照明設備等を備える施設として生まれ変わりました。

当館の収蔵品は現在美術工芸品約4,000点、切手類約13万点を数え、茶道具を中心に、絵画、書跡、刀剣、能面、能装束、拓本、調度品など多岐にわたり、このうち6点が国宝、75点が重要文化財、4点が重要美術品となっています。開館以来、展覧会では、これらの作品を通して、伝統的な日本·東洋の「造形の美」と「用の美」を再発見する試みを続けてきております。さらに一定のテーマに基づいて、館外のご所蔵者のご理解によってご出品いただく特別展も適宜開催してきており、今後も続けてまいります。

みなさまが買い物を楽しみ、映画を楽しみ、食事を楽しむように、美術作品を見て楽しむ場をよりよいかたちで提供できるよう努めていく所存ですので、どうぞお気軽にお立ち寄りいただきたいと思います。

ぜひご来館下さい。

三井記念美術館
館長 岩佐 光晴

三井記念美術館について

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