展覧会情報Exhibition Information

展覧会スケジュールSchedule

2025年度展覧会スケジュール

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国宝 熊野御幸記(巻頭) 藤原定家筆
鎌倉時代・建仁元年(1201) 三井記念美術館
国宝 熊野御幸記と藤原定家の書
―茶道具・かるた・歌仙絵とともに―

2025年12月6日(土)~ 2026年2月1日(日)

鎌倉時代・建仁元年(1201年)に藤原定家が後鳥羽上皇の熊野参詣に随行した際の自筆の記録「熊野御幸記」を全巻展示いたします。あわせて「大嘗会巻」や「小倉色紙」・「歌切」など館蔵の藤原定家の書を展示いたします。また、近世に小堀遠州などが定家の書を好み、茶道具の銘を和歌から取り、小色紙や箱書を定家様で書いていますが、それらの茶道具も展示いたします。

National Treasure A Diary Recording Emperor Gotoba's Pilgrimage to Kumano and Calligraphy by Fujiwara no Teika
Presented with Tea Utensils, Karuta Playing Cards and Kasen-e Immortal Poet Paintings

December 6 (Sat), 2025 – February 1 (Sun), 2026

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押絵六歌仙帖のうち在原業平像
江戸時代・18~19世紀 三井記念美術館
開館20周年特別展
生誕1200年 歌仙 在原業平と伊勢物語

2026年2月21日(土)~ 4月5日(日)

平安時代前期に活躍した在原業平(825~880)は、天皇の孫で和歌に優れた貴公子です。その「歌仙」として、また「恋多き歌人」としての人物像は、彼の和歌にくわえ、『伊勢物語』の主人公に仮託されることで拡散していきました。2025年は、業平の生誕1200年にあたります。 これにちなみ、現在でも人気が高い業平と『伊勢物語』を題材に生み出された絵画・工芸等の作品を集め、そのイメージの広がりの豊かさと、造形の魅力を探ります。

Special Exhibition Commemorating the 20th Anniversary of the Mitsui Memorial Museum
Upon the 1,200th Anniversary of Narihira’s Birth
Poetic Genius Ariwara no Narihira and The Tales of Ise

February 21 (Sat) – April 5 (Sun), 2026

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2026年度展覧会スケジュール

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マイセン 花飾ティーセット
19世紀後半 岐阜県現代陶芸美術館
特別展  岐阜県現代陶芸美術館コレクション
ティーカップ・メリーゴーラウンド
ヨーロッパ陶磁にみるモダンデザイン100年

2026年4月18日(土)〜6月21日(日)

岐阜県現代陶芸美術館のコレクションより、モダンデザインの系譜につながる西洋陶磁器を一堂に公開。19世紀半ばから約100年間に焦点を当て、ドイツのマイセン、フランスのセーヴル、イギリスのミントン、デンマークのロイヤル・コペンハーゲン、フィンランドのアラビアなどのティー・ウェアやコーヒー・ウェアを中心に、室内装飾品などを加えた名品をご紹介いたします。

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京都・真如堂赤門
特別展
京都・真如堂の名宝

2026年7月4日(土)〜8月30日(日)

京都の古刹、真正極楽寺(真如堂)は、比叡山の戒算上人が、一条天皇の母・東三条院藤原詮子の御願により、比叡山の常行堂にあった阿弥陀如来を、永観2年(984)に女院の離宮へ移したことに始まります。本展では、真如堂に伝わる仏教美術の数々と、同寺が創建された10世紀の造仏界に注目し、比叡山と都で制作された仏像を展示します。さらに同寺が三井家の菩提寺であることから、三井家に関わる作品をご紹介します。

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国宝 志野茶碗 銘卯花墻
桃山時代・16~17世紀 三井記念美術館
館蔵の茶碗100
―国宝から手造茶碗まで―

2026年9月12日(土)〜11月23日(月・祝)

当館で所蔵する三井家伝世の茶道具の中で、茶碗は数も多く、国宝・重要文化財を含む周知の名品にはじまり、専門の陶工による作品から、数寄者によるいわば素人の手造り茶碗まで、様々な茶碗が揃います。その中から100碗をんだ展覧会です。

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国宝 雪松図屏風(右隻) 円山応挙筆
江戸時代・18世紀 三井記念美術館
国宝 雪松図と四季

2026年12月12日(土)〜2027年1月30日(土)

年末年始の恒例となっている、国宝「雪松図屏風」の公開。松に降り積もった雪を、塗り残した紙の白さで表す本作のように、古美術にみられる気象現象の表現にはしばしば、説明を受けるまで気が付かない技法や魅力が潜んでいます。本展では「雪松図屏風」の公開にあわせ、館蔵の書画・工芸品における四季・気象の表現に焦点を当て、展示いたします。

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立雛
江戸時代・文化12年(1815) 三井記念美術館
三井家のおひなさま
特集展示 三井家の羽箒

2027年2月11日(木・祝)〜4月4日(日)

恒例となりました、日本橋に春の訪れを告げる「三井家のおひなさま」展。三井家の夫人や娘たちがこよなく愛した、ひな人形・ひな道具の 華麗なる競演をお楽しみください。
展示室7では、茶の湯で使われる三井家伝来の羽箒(はぼうき)を特集展示いたします。

※展覧会タイトル、開催期間、出品作品の一部等につきましては変更となる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

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